がん以外にも女性には心配な病気があります。
こんにちは。
女性に多い病気の患者数です。
・甲状腺障害 約37.2万人 新陳代謝を活発にする甲状腺ホルモンが多く分泌される疾患をバセドウ病、少なく分泌される疾患を橋本病と言い、圧倒的に女性に多い病気です。
・子宮筋腫 約10.4万人 子宮筋腫は、子宮筋層を構成する平滑筋に発生する良性腫瘍(平滑筋腫)です。腫瘍が大きくなると手術が必要になるケースもあります。
・卵巣機能障害 約7.6万人 卵巣機能障害とは、卵巣が分泌するホルモンバランスの乱れから、月経周期の異常や排卵障害が引き起こされている状態をいいます。
また、妊娠・出産時にも気を付けておきたいことがあります。
・妊娠悪阻 つわりの症状がとても重症で、嘔吐を繰り返し、治療が必要な状態をいいます。
妊娠悪阻の症状 ほとんど何も食べられない、脱水、飢餓状態、一日中続く頻回嘔吐等
・妊娠糖尿病 妊娠するまで糖尿病ではなかった方が、妊娠をきっかけに初めて糖代謝異常となる状態をいいます。妊娠中のお母さん(母体)が高血糖になることで、母体だけでなく赤ちゃんの合併症(巨大児、先天奇形等)をもたらします。また、妊娠糖尿病の方は出産後に正常化しても、将来、糖尿病になるリスクが高く、定期的に検査を受けることが大切です。
妊娠糖尿病の症状 疲労感、頻尿等(自覚症状が殆どないため、妊娠検診時の検査によ
り発見されます。)
・切迫早産 早産になりかかっている状態のことをいいます。子宮収縮が頻繁におこり、子宮口が開き、赤ちゃんが出てきそうな状態等のことです。緊急入院となり数か月の入院生活となるケースもあります。
切迫早産の症状 水っぽいおりもの、少量の出血、規則的な子宮収縮、お腹の張り等
帝王切開での出産は、過去27年間で約2倍に増えています。
約5人に1人が帝王切開で出産しています。
甲状腺障害、子宮筋腫は身近な人でなった方が何人かいます。他人事ではない病気です。
ではまたです。