公的介護保険は全員が対象ではないことをご存じですか?

おはようございます。

 

今回は介護保険についてです。

 

〇公的介護保険制度は、39歳以下は対象外です。

40歳から64歳では一部の人しか給付対象とならないので、自助努力による備えが重要です。

・40歳から64歳(第2号被保険者)

公的介護保険制度対象

加齢に伴う16種類の特定疾患を原因とする要介護(要支援)状態のみ給付対象(自己負担あり)

上記以外は全て給付対象外

・65歳以上(第一号被保険者)

原因を問わず要介護(要支援)状態にあるとき給付対象(自己負担あり)

※ただし、要介護(要支援)状態と認定されることが必要です。

 

〇要介護状態のリスクは他人事ではあいません。

・要介護状態とは

自力で立ち上がることや歩行等が出来ない、もしくは食事、入浴、衣服の着脱、排せつ等できない等

日常生活に介助を必要とする状態のことをいいます。

・要介護状態になる原因

認知症、脳血管(脳卒中)、骨折,転倒、高齢による衰弱、関節疾患、心疾患(心臓病)、がん、その他

・要介護認定者は増えています。

要介護2から5で約7割しめています。

要介護認定者の割合は、75歳以降特に増加します。

 

健康寿命は何年?

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。健康寿命と平均寿命の長さの差から、日常生活に制限のある期間は10年前後となっています。

 

〇要介護状態になった場合、家族への影響も大きくなります。

 

ではまたです