「生活習慣病」の治療法はどんなもの?

おはようございます。

三大疾病、生活習慣病はお客様に多い病気なので調べています。

 

今回は治療法についてです。

生活習慣病は主に食事療法・運動療法・服薬になりますが、その他にも特別な治療が必要になることがあります。

 

・糖尿病の場合

ご自身の膵臓から必要なインスリンを十分に出せない方はインスリン製剤で外から補う必要があります。

インスリンを体の中に取り入れる方法は、日本では今のところ注射しかありません。

注射薬の種類

強化インスリン療法

インスリン注射を一日に複数回行う方法です。血糖自己測定を行い、インスリン単位数の調整を行います。

持続皮下インスリン注入療法(CSII)

持続皮下インスリン注入療法は、携帯型インスリン注入ポンプを用いて、インスリンを皮下に持続的に注入する治療法です。食事ごとの追加インスリンはボタン操作で単位(インスリンの量)を設定し注入します。従来のインスリン療法で血糖コントロールが難しい場合や低血糖が多い場合、血糖コントロールをよりよくしたい場合、あるいは生活の自由度を高めたい場合などに有効と考えられます。

 

・腎不全の場合

腎機能の低下が進行し、末期腎不全になった場合の対症療法として人工透析療法、根治療法として腎臓移植があります。

一年間で約3万8000人が末期腎不全に陥り、透析療法を受けています。

透析の種類

血液透析療法

機械に血液を通し、血液中の老廃物や不要な水分を除去し、血液を綺麗にする方法です。一般的な血液透析の場合、一週間に2,3回程度、透析を行う施設に通い、だいたい4時間以上かけて血液を浄化します。

腹膜透析療法

お腹の中に透析液を入れ、自分の腹膜を利用して血液をきれいにする方法です。腹膜透析には、一日数回、「自分で」または「手動で」透析液を交換する方法(連続携行式腹膜透析)と、就寝中など(8から10時間程度)に器械を使用して行う方法(自動腹膜透析)の2種類があります。

 

・慢性膵炎の場合

慢性膵炎に膵石症が出現すると膵管内圧が上昇して痛みなどの原因となり、さらに慢性膵炎が進行してしまうことになるため、膵石除去が行われます。また、膵石以外にも、膵管が閉塞する場合もあり、その場合、開腹手術が必要となります。

膵石除去

内視鏡を用いた治療を行います。膵管の狭窄部を広げるために、ステント(プラスチック製の筒)を留置したり、内視鏡を用いて膵石を除去したりします。

膵石が大きい場合には、内視鏡の治療だけでは、治療が困難なので、(ESWL)を併用します。

 

ではまたです。